恵方巻きは関西だけの風習だった？意味や由来、食べ方のまとめ！

関西に住んでいると節分に恵方巻きを食べるのは恒例のイベント！

今では全国で毎年定められた恵方を向いて無言で食べるという風習が広まっています。

節分の日に食べる恵方巻き、関西だけの風習だったのか気になりますよね？

恵方巻きの意味や由来、食べ方などまとめました。

恵方巻きの意外な歴史と由来
恵方巻きの食べ方
恵方巻き、七福神の意味にあやかった7つの具材とは？
恵方巻きを切らずに一気に食べる理由とは？
恵方巻きは関西だけの風習だった？意味や由来、食べ方のまとめ！のまとめ
1. 関連

恵方巻きの意外な歴史と由来

恵方巻きは、かつては関西だけの風習でした。

その歴史は、江戸時代から明治時代にかけて、大阪の商人や芸妓が商売繁盛を祈願して、節分に巻き寿司を食べたのが始まりとされています。

当時は「丸かぶり寿司」や「太巻き寿司」と呼ばれていました。

恵方巻きが全国区に広まったのは、1989年にセブン-イレブンが広島県で「恵方巻」という名称で販売したことがきっかけです。

これが大ヒットし、全国のコンビニやスーパーでも恵方巻きの販売が始まりました。

恵方巻きの食べ方

恵方を向いて食べる

恵方巻きは、その年の福徳を司る神様がいる方角を向いて食べるとされています。

切らずに一気に食べる

恵方巻きは、切らずに丸ごと一気に食べるとされています。これは、福が切れないという意味があると考えられています。

心の中で願い事をしながら食べる

恵方巻きを食べるときは、心の中で願い事をしながら食べると、その願いが叶うとされています。

恵方巻き、七福神の意味にあやかった7つの具材とは？

恵方巻きに入れる7つの具材は、一般的に、以下のとおりです。

かんぴょう
しいたけ
卵焼き
ウナギやアナゴ
エビ
きゅうり
桜でんぶ

これらの具材は、七福神の意味にあやかって入れられていると言われています。

かんぴょう

かんぴょうは、邪気を払う力があるとされています。また、長寿の象徴ともされています。

しいたけ

しいたけは、金運や商売繁盛の象徴ともされています。

卵焼き

卵焼きは、家内安全や富貴繁栄の象徴ともされています。

ウナギやアナゴ

ウナギやアナゴは、長寿の象徴ともされています。また、財運の象徴ともされています。

エビ

エビは、繁栄の象徴ともされています。

きゅうり

きゅうりは、健康や長寿の象徴ともされています。

桜でんぶ

桜でんぶは、縁起の良い食べ物とされています。

このように、恵方巻きに入れる7つの具材には、それぞれに意味や願いが込められています。恵方巻きを食べるときは、これらの意味や願いを思い浮かべながら、おいしくいただきましょう。

なお、恵方巻きに入れる具材は、地域や個人の好みによって、さまざまです。定番の7つの具材以外にも、サーモンやいくら、チーズ、カニカマ、などを入れるのもおすすめです。

恵方巻きを切らずに一気に食べる理由とは？

切らずに一気に食べる理由は、以下のような説があります。

福が切れないという意味がある

恵方巻きは、福を巻き込んだ食べ物とされています。そのため、切ってしまうと福が切れてしまうと考えられています。

すべての具材を食べることで、願い事が叶うという意味がある

恵方巻きには、七福神の意味にあやかって、7つの具材が入っていることが多いです。そのため、すべての具材を食べることで、願い事が叶うと考えられています。

恵方巻きは、節分という節目の日に食べる食べ物であるため、その年の幸せを祈るために、一気に食べ切るという意味がある

節分は、旧暦の1年の終わりと始まりの日とされています。そのため、その年の幸せを祈るために、一気に食べ切るという意味があると考えられています。

このように、切らずに一気に食べる理由は、さまざまです。恵方巻きを食べるときは、これらの理由を思い浮かべながら、一気に食べ切って、願い事が叶うとよいでしょう。

なお、切らずに一気に食べるのは難しいという場合は、無理に切らずに、ある程度の大きさに切って食べるのもよいでしょう。また、小さい子どもや年配の人が食べる場合は、切って食べるのもおすすめです。